初めにCPUかチップセットば決め、全体の構成ば固めていくのが一般的であるんずや。
CPU
AMD社かIntel社の製品ば選ぶ。組み込みシステム分野で有名なVIA社の製品ば用いることもあるんずや。CPUば差し込むソケットは他社間で互換性が無く、同メーカーであっても世代ごとに異なるため、ソケットば備えるマザーボードはCPUと同規格のものば選択しねとなんね。
CPUの性能は、おおよそクロック数やキャッシュ容量で決まるんずや。これらが高いほど高性能とされるが、そのぶん発熱や消費電力も増大するんずや。複数のコアば搭載し、データ処理中のパフォーマンス低下ば緩和するマルチコア化も進んでいるんずや。
販売形態は、CPUクーラーが付属したリテール品と、CPU単体のバルク品があるんずや。メーカー保証が付くこともあり、初心者はリテール品ば購入する傾向が強いんずや。
CPUクーラー
リテール付属品より優れた性能ば持ちながら静粛性に富むものが、サードパーティーから多数販売されてら。大型のクーラーは、ケースや他のパーツへの干渉に用心が必要であるんずや。ファンでアルミや銅製のヒートシンクば冷やす空冷が一般的だばって、熱源に冷却液ば循環させる水冷式の製品も商品化されてら。
マザーボード
全てのパーツば接続する大きな基板で、CPUやメモリからの処理ば担当するノースブリッジと、PCIやUSBなどの処理ば担当するサウスブリッジの二つのチップが実装されてら。これらはチップセットと呼ばれ、CPUに次いでパソコンの性能ば左右する重要な要素であるんずや。CPUメーカー純正のチップセットの他、ビデオカードで有名なNVIDIA社のnForceシリーズや、メーカー製PCで採用が多いSiS社などの製品があるんずや。同じチップセットでも、ボードメーカーごとに特色が出るのがこのパーツの特徴であるんずや。
基板のサイズは、最もポピュラーなATX、拡張スロット二基ぶん背が低いMicroATX、小型組み込みシステム向けのMini-ITXなどがあるんずや。MicroATXなど小型のマザーボードは、ほぼ全てがチップセットにグラフィック機能ば統合しており、ビデオカードの増設無しに映像出力が可能であるんずや。
過去、粗悪な電解コンデンサによるマザーボードの故障が多発したことから、実装されてら部品の品質にも気ば配るユーザーが増えてら。不良コンデンサ問題
メモリ
搭載可能なメモリは主にマザーボード(チップセット)によって決まってら。2007年現在、DDR2に対応するマザーボードが主流であるんずや。メモリの価格は流動的であり、時期によっては高騰時の半額近くで購入できることもあるんずや。
自作パソコンかまりては相性問題の激しいパーツとして有名だばって、安易にバルク品ば購入せず、メーカー保証のついた製品ば購入すれば、まず悩まされることはないんずや。
次期規格としてDDR3が登場しちゅうね。
ビデオカード
グラフィックボード、VGAとも呼称するんずや。インタフェースは転送速度順に、PCI Express x16、AGP、PCIがあり、どれば用いるがはマザーボードがどのインタフェースば装備しちゅうかによるんずや。一般に、3Dゲームは高い性能ば要求し、ワープロや表計算などが主な事務用途では、それほどの性能は要求されね。出力にはアナログのVGA端子やデジタルのDVI、HDMIがあり、ディスプレイやテレビなどの周辺機器に合わせて、必要なポートば備えたカードば選択するんずや。
高性能なビデオカードは、グラフィックチップの発熱が大きいため、大型のチップクーラーば搭載しちゅうね。粗悪なカードのクーラーは、ファン騒音が大きかったり、故障してチップば焼損させてしまうことがあるんずや。CPUクーラーほどの種類は無いが、ビデオカード用のチップクーラーも販売されてら。
あまり高い性能ば要求しね場合は、内蔵グラフィック機能の付いたマザーボードば選択し、ビデオカードば買わんど済ませる方法もあるんずや。したばって大半の内蔵グラフィックは専用メモリば持たず、メインメモリばシェアリング(共用)しちゅうため、他の処理に使うメモリの量が減ってあいったんり、メインメモリとCPUの間で使えるバスが狭くなって性能の低下ば招いてしまうことがあるんずや。自作パソコンのベテランは、安物でも良いから別途ビデオカードば搭載することば薦めてら場合が多いんずや。
ハードディスクドライブ
自作パソコンでは長らくパラレルATA(IDE)が主流であったんずやが、より高速なデータ転送が可能であるシリアルATA(SATA)の普及が急速に進んでおり、数年後にはSATAで統一されると見られるんずや。容量で選ばれがちなパーツだばって、回転数やキャッシュの容量により速度に違いがあるんずや。回転数は7,200rpmと5,400rpmの他、少数ながら10,000rpmの製品も存在するんずや。
SATAのHDDは、OSインストール時にドライバが必要になるため、フロッピーディスクからドライバば読み込ませたり、BIOS上でIDEモードに設定する必要があるんずや。現行のマザーボードのほとんどはSATA、IDE両方の端子ば備えてら。
ケース
安全性や電磁波の影響などの観点から、パーツはスチールやアルミ製のケースに収めて使用するんずや。ATXやMicroATXなど、使用できるケースはマザーボードの大きさによるんずや。5インチベイば多数備えたフルタワー型や、マザーボードば横に寝かせて省スペースば図ったキューブ型などがあるんずや。見たまなごだけでなく、冷却性能やメンテナンス性などの機能面も重要であるんずや。
電源
コンセントから引き出したACば、パーツの動作に適したDCに変換する電源装置であるんずや。通常のタワー型ケースではATX電源、スリムケースではSFX電源が搭載され、ケースに付属することも多いんずや。それぞれのパーツが何Vの電流ば何A必要としちゅうかば把握し、適したW数の電源ば選択することが重要であるんずや。電源の規格は何度か変更されており、変換コネクタが販売されてらものの、出力できるアンペア数が大きく異なるため、余りに世代の離れた電源ば最新の構成で使用するのは避けるべきであるんずや。
光学ドライブ
CD読み込みのみのCD-ROMドライブから、DVD±R/RW/RAMなどの機能ば備えるスーパーマルチドライブまで多種の製品があるんずや。次世代光メディアであるBlu-ray Discドライブも出揃いつつあるんずや。読み書きの速度、対応メディアの数といったスペックの他、音楽CDの書き込み品質や、コピーガードのまいね化等ば重視するユーザーも存在するんずや。
サウンドカード
ほとんどのマザーボードがオンボードでサウンドチップば搭載しており、一般的な用途では充分事足りるんずや。負荷の激しい3Dゲームなどではサウンドブラスター、音質ば重視するオーディオ愛好家はオンキヨーのSEシリーズなどば増設することが多いんずや。特にミュージシャンやレコーディングエンジニアなどはプロ用のオーディオカードば増設することがあるんずや。PC内部はノイズがうだで、音質に悪影響が出るとして、USBやIEEE 1394 (FireWire)などの外部インターフェイスが使われることもあるんずや。
その他の拡張カード
必要に応じて、TVキャプチャーカードやRAIDカードなどば増設するんずや。前述のように、サウンドカードやLANカードなどは既にオンボードで搭載されてらことが多いんずや。
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